シアター風姿花伝 演劇に、はぐくむ場を。

シアター風姿花伝 演劇に、はぐくむ場を。

You-Ri Yamanaka 
「プロの俳優のための演技ワークショップ」

シアター風姿花伝では、「演技における共通言語」と「トレーニングの継続性」をテーマに2017年より 演技講師の山中結莉氏とともに継続的に俳優ワークショップを開催してまいりました。

2018年の俳優ワークショップ・アドバンス 〈戯曲分析から役へのアプローチ、そして実演まで〉では、テキストにより重点を置き、戯曲分析力を高め、 本番初日までにどう役にアプローチしていくかというプロセスを学んでいただきました。最終日にはショーケースを行い、実際に人の目に触れることにより、そのプロセスで培ったものが、どう作用するか体験していただきました。

2019年のワークショップでは、より演技の深淵に迫っていただくために、参加者を少人数に絞り、マンツーマンのコーチングに近い時間をより多く作るとともに、参加者のスキルに合わせ複数のクラスを用意し、それぞれがレベルアップに必要な課題にじっくりと取り組んでいただきました。

そして2020年のワークショップでは、これらの実績と経験から、演技とそのレッスンの継続に必要な要素を、アプローチ、戯曲分析、シーンスタディの3つに分類し、それぞれのクラスを開催することとなりました。
また、それぞれの段階を、順を追って受講できるように、異なる期間に開催いたします。演技へのアプローチ、フィジカルエクササイズ、戯曲分析、そしてそれらを実践するシーンスタディ。一年を通して演技に必要な要素をじっくりとトレーニングをすることが可能となりました。
全てのクラスを受講することもできますし、ある特定のクラスのみの受講も可能です。(シーンスタディークラスは過去に山中氏のレッスンを受けたことのある方のみ参加可能)


~クラス詳細~


1)プロの俳優のための演技ワークショップ: イントロダクションクラス
ここでは、まず演技へのアプローチを体験していただきます。
演技に臨む時、どういったことに着眼し、どういった準備をすればいいのか、様々なエクササイズや戯曲を使用して学んでいただきます。

2)プロの俳優のための戯曲分析クラス
次に取り組んでいただくのが、戯曲分析です。 演技をする上で欠かせないのが戯曲の分析です。戯曲を理解できなければ、どんなに高いスキルを持っていても、それを有効に使うことができません。 役を演じるために、まず戯曲の全体像とそれ構成するそれぞれのシーンを深く読み解き、役が目指す方向を理解し、シーン、モーメントごとにおける役の行動や心理を発見していきます。この戯曲分析の方法は、俳優向けですが、作家·演出家にもとても有益であると考えます。

3)プロの俳優のための演技ワークショップ:シーンスタディークラス
このクラスでは、今まで学んでいただいたことを、戯曲の1シーンで実践していただきます。演技へのアプローチ、戯曲分析等をもとにご自身で準備したものが、実際に戯曲を立ち上げる際にどう作用するかを体験していただきます。また、参加者全員が山中氏のワークショップ受講経験者ですので(山中氏のワークショップを受講したことがある方のみ参加可能)、共通理解(言語)を持った方々と建設的かつ創造性のあるレッスンとなります。


~講師より~


俳優にとって演技をするときに一番大切なのは「心底本当にそう思ってそうしている、そう言っている」ことだと思います。
自分の全身全霊を使い、相手役と観客と世界と真実の交流をする。シンプルにそれに尽きる。

プロの俳優として常にそこにいるために、イギリスの演劇学校ではその技術やアートを教え、現場でもプロ同士が切磋琢磨しながら素晴らしい演劇が栄えています。
私はイギリスだけでなく、ヨーロッパ、アメリカ、イスラム圏の俳優とも仕事をして、様々な文化社会背景を持つ俳優達と交わり、俳優は世界中みな根本は同じなのだと確信しています。
そんな経験も踏まえつつ、日本の俳優の皆さんとも自分の経験をシェアしていくことが自分の人生の使命の一つなのかとも思っています。

継続して訓練を続けていくために、今年は3つのクラスを設けることにしました。

(1)プロの俳優のための演技ワークショップ: イントロダクションクラス
⑵プロの俳優のための戯曲分析ワークショップ
⑶プロの俳優のための演技ワークショップ:シーンスタディークラス

「イントロダクションクラス」では俳優として演技をするために核となる部分を、さまざまなエクササイズや戯曲を使って訓練します。希望のダイアローグを提出していただき、そこから選んだものを参加者に合わせて選んで使います。最終的に使う戯曲はこちらで選びます。

「戯曲分析ワークショップ」では、一つの戯曲を使い、三日間かけて読み解いていきます。紙の上から具体時にどう三次元に立ち上げるのか、見本としてほんの少し実践も行います。この戯曲分析の方法は、俳優向けですが、作家·演出家にもとても有益であると考えます。

「シーンスタディークラス」は、すでに演技ワークショップを受講していただいた方が対象です。戯曲分析や訓練で学んだことをもっと深く掘り下げ、先に進むために、一つの戯曲を使ってシーンスタディーを行います。

今回もまた新しい旅路を皆さんと歩めるのを楽しみにしています!

ワークショップの様子 
You-Ri Yamanaka 俳優ワークショップ・アドバンス 〈戯曲分析から役へのアプローチ、そして実演まで〉(2018.1)  (撮影:平林武彦)

【プロの俳優のための演技ワークショップ: イントロダクションクラス】
      
日程/時間2020年1月13日(月)~120日(月)<1月17日(金)は休み>
Aクラス:12:00~15:30   
Bクラス:16:30~20:00    ※各クラス:3.5時間×7日間
応募資格俳優として5年以上活動している方。基本的に全日参加できる方。
会場都内スタジオ
参加費35,000円
定員10名程度
※応募者多数の場合は選考となりますので、ご了承ください。
応募期間2019年111日()~
応募方法下記フォームよりご応募ください
https://ws.formzu.net/fgen/S70499102/
お問い合わせ先シアター風姿花伝(担当:中山)
TEL 03-3954-3355
MAIL mail@fuusikaden.com
【プロの俳優のための戯曲分析ワークショップ】
      
日程/時間202027(金)~2月9(日)
各日12:00~15:30  3.5時間×3日間
応募資格現在プロの俳優・演出家・劇作家として5年以上活動している方。基本的に全日参加できる方。
会場都内スタジオ
参加費15,000円
定員10名程度
※応募者多数の場合は選考となりますので、ご了承ください。
応募期間2019年111日()~
応募方法下記フォームよりご応募ください
https://ws.formzu.net/fgen/S97722384/
お問い合わせ先シアター風姿花伝(担当:中山)
TEL 03-3954-3355
MAIL mail@fuusikaden.com
【プロの俳優のための演技ワークショップ:シーンスタディークラス】
      
日程/時間2020:夏 (日程調整中)
Aクラス:12:00~15:30   
Bクラス:16:30~20:00  3.5時間×7日間
応募資格現在プロの俳優として活動しており、本講師ワークショップ受講経験のある方。基本的に全日参加できる方。
会場都内スタジオ
参加費35,000円
定員8名程度
※応募者多数の場合は選考となりますので、ご了承ください。
応募期間後日発表
応募方法 後日発表
お問い合わせ先シアター風姿花伝(担当:中山)
TEL 03-3954-3355
MAIL mail@fuusikaden.com

講師紹介

講師山中結莉(ゆうり)  You-Ri Yamanaka 
プロフィール俳優、声優、演技/演劇教師、ムーブメント・ディレクター)

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校演劇学部演出コースにて修士号を取得後、ロンドンにある英国最古の演劇学校LAMDA (London Academy of Music and Dramatic Art) を卒業。
フィリップ・ゴーリエにルコックを学ぶ。20年以上に渡り、英国・ヨーロッパ・日本で活動。
イギリスではLAMDA, LDA(London Dramatic Academy),East 15 Acting School で教える。日本では新国立劇場演劇研修所で「身体と演技」「役になるために : シーンスタディー」の講師を担当。また、上智大学、東洋大学でも教える。

近年は社会で抑圧されている人々に向けたワークショップ、小学生向けワークショップ等も行い、幅広い活動を展開している。ロンドン在住。
http://www.you-ri.com/

 

参照リンク
舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第21話】
演劇人のチカラ / 山中結莉さんの場合 http://ordinary.co.jp/series/15603/