シアター風姿花伝 演劇に、はぐくむ場を。

シアター風姿花伝 演劇に、はぐくむ場を。

劇団と制作のための小劇場ワークショップのお知らせ

この度、シアター風姿花伝の協力のもと、アソシエイトディレクターの会沢ナオトが、劇団と制作者向けのワークショップを開催いたします。タイトルの通り小劇場に関連する方でしたらどなたでも、学生の方からプロの方から幅広くご参加いただけましたら幸いです。
と同時に、動員の悩みや宣伝の悩み、新入生の獲得や劇場選びなど、幅広い悩みを募集いたします。ご参加いただけなくてもこんなテーマで話してほしいという事がありましたら、お気軽にご連絡ください。

企画名 劇団と制作のための小劇場ワークショップ
「小劇場のジレンマ」~新世代制作が拓く!日本演劇文化の未来~
日程 4月7日(火)
A:14:00~/B:15:30~/C:17:00~<各70分目安>
※各時間ごとにテーマを変更して断続的に行います。
途中参加・途中退出自由。
開催方式 詳細 https://www.facebook.com/shogekijoWS
参加費
(ドリンク代含)
一般:500円 制作者・学生:200円
支援会員:300円(こまばアゴラ小劇場・王子小劇場含む)

会場内のドリンクブースにて、自家焙煎コーヒーをはじめとしたドリンクは、
すべて常時無料でご利用いただけます。
会場 シアター風姿花伝
参加方法

theater_fuusikaden@yahoo.c o.jp まで 
件名を「小劇場ワークショップ参加申し込み」とし、
本文へ
1.お名前 2.ご年齢 3.メールアドレス 4.電話番号 5.参加可能時間(A/B/C) 6.興味をもった課題 7.簡単な略歴
以上をご明記ください。4/6(月)に詳細をお送りいたします。

メール/電話にて受付 4/5(日)締切


トークテーマ 「動員~増えてるし減ってるし~」/「学生演劇~ゆとりなきたまり場~」
「制作者~海と泉~」/「小劇場~遠く遠く~」
「観客~ボーイミーツガール~」/「劇団~エリート貧乏~」
などなど

原則、上記のテーマについてのトークを行う予定ですが、随時参加者の希望によりテーマを変更する場合がございます。
司会者紹介 会沢ナオト

シアター風姿花伝 アソシエイト・ディレクター 1980 年東京生まれ。

2000年、法政大学多摩演劇研究会への加入により、演劇をはじめる。
演劇サークルで音響、舞台監督、制作を経て、劇団を旗揚げし、劇団勉強の為、演出助手で参加した早稲田大学で劇団に俳優としても活動。
劇団休止とともに演劇活動を一時休止したのち、劇団競泳水着へ演出助手として参加、 2008年演出助手から制作に変わり、他劇団の制作も請け負う。
劇団競泳水着を退団後、フリーの舞台制作として主に小劇場の制作として活動。 2012年、シアター風姿花伝のアソシエイト・ディレクターに就任。
開催趣旨 いきなりですが、企画名が長くてすみません・・・。長々とした企画名のつまりは、演劇人だと思う人ならみなさんに参加してほしくて、ということから長くなりました。
要は、できれば「なんとなく参加」してほしいのです!
その理由は本文最後に記します。

簡単に言うと、「小劇場の劇団の悩みを具体的に話し合って、その悩みに対して制作ができることをはっきりとさせよう。または、この悩みに挑める制作者をみつけよう。そして新しい公演の成功の形をみつけること」です。

現在、ONPAM、Next、NPC、そして、芸術公社や演劇のれん会の誕生など、現在アーツマネジメントに関する大小さまざまな催しがあります。しかし、どうにも違和感を感じていました。
その違和感は自分がやるべきか/やらなくてもいいのかというジレンマとしてこの3か月の悩みの種でした。そんな折、見つけたのがNHK/Eテレの「ニッポンのジレンマ」という番組でした。内容はHPや youtube で試聴してみてほしいのですが、
そこで感じたことは、「今、必要なのは、ジレンマをジレンマとして受け入れ、共有する場ではないかと」そして、ぼくがジレンマとして感じていたのが、小劇場の劇団と制作でした。そしてこのテーマに最適なのは、どちらも経験してきた自分なのではと感じ、さらに、この2つが共有する「場」が生まれた時に、上記の催しにはない演劇文化への新しい切り口が生まれるのではないかと思い、開催に踏み切りました。

このワークショップは正論持論のぶつけ合いでもなく、参加者それぞれの状況を多様化として切り捨てず、それぞれの違いや共通項をヒントに、それぞれの新たな可能性を見つけます。

さらには、時代/社会に応じた理想の「演劇/劇団/制作」を考える続ける「場」として存在し続けることが最大の価値だと考え、定期的に開催します。この「場」を通じて、東京の、日本の、本当の「文化」としての演劇を育みます。この道筋については当日会場にてお話します。

そのために、より多くの、さまざまな具体例・当事者を必要としています。
必要なのは、もやっとしたその気持ちです。その気持ちがこの「場」を育む格好の材料なのです。

それでは、なにより「あなたのなんとなくの参加」を心よりお待ちしております。

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